3月7日の今季J1開幕戦で、仙台対山形の「みちのくダービー」が行われることが6日、分かった。Jリーグ関係者によると会場はユアスタで、午後2時キックオフ予定だという。J1での直接対決は、11年8月以来4シーズンぶりとなる。

 過去の対戦では仙台が勝ち越している。J1では3勝1敗で、ホームでは2勝負けなしだ。J2時代には99年から通算31度対戦。12勝13分け6敗で仙台が大きくリードしている。

 選手やスタッフにも少なからず縁がある。山形は今オフ、仙台からDF渡辺を獲得。さらにMFディエゴは11年、FW中島は06年から11年、FW万代は04年から07年に仙台に在籍した。仙台DF石川直と鎌田は、石崎監督のもとでプレーした経験を持つ。スタッフでも石井TD、李通訳が元仙台。プライベートでの親交も続いており、互いに対戦を心待ちにしていた。

 隣県のライバル同士の開幕で、サポーターの応援も含めて熱戦が繰り広げられるのは間違いない。また第2節は仙台が柏、山形が浦和と、それぞれアウェーで対戦することも判明。「みちのくダービー」で勢いをつけ、上位との戦いに弾みをつけたいところだ。