スペイン代表FWフェラン・トーレス(22、バルセロナ)がワールドカップ(W杯)カタール大会初戦に向け、「コスタリカはゴール前を固めてくる」と予想した。

W杯1次リーグ初戦コスタリカ戦を3日後に控えた20日、チームの記者会見に出席。その模様をスペイン紙スポルト電子版が同日に伝えた。

トーレスはコスタリカについて「非常に激しいチームだ。4バックでも5バックでもプレーでき、ゴール前を固めてくることを僕たちは分かっている」と印象を語り、「第1戦は、常にいつもより難しいものになる」と警戒を示した。

この一戦に向けた準備については「僕たちには分析チームがあり、彼らに対戦相手の映像を見せてもらっている。そこから分析し、どのように戦い、どうすれば試合を自分たちが望むような展開に持ち込めるかを考えている」と説明した。

またスペインが今大会、どこまで進めるかという質問に対しては、「僕たちはどこまで行かなければいけないという義務は負っていない。結果がついてくれば戦い続けるし、もしそうでなかった場合、しっかりと顔を上げて大会を後にするよ」と答えた。

自身のポジションについては「前線の3つのポジションでプレーできる。これまで最もパフォーマンスが良かったのは右ウイングだけど、重要なのは試合に出ることだ。どこでプレーしようとも関係ない」と出場への意欲を語った。

スペインは1次リーグでコスタリカ戦後、27日にドイツ、12月1日に日本と対戦する。(高橋智行通信員)

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