ポルトガルの大黒柱クリスティアーノ・ロナウド(37)が、金字塔を打ち立てた。ガーナ戦で得点を決め、W杯史上初の5大会連続得点をマークした。この日がW杯通算18試合目で、通算8得点目。

後半20分、自らが得たPKを落ち着いて決めた。コースを読んでいたキーパーの手をかすめてネットを揺らした。先制点が決まると大きく跳びはねて喜びを表現。コーナー付近に集まったチームメートから祝福を受けた。

ロナウドは初出場した06年ドイツW杯1次リーグのイラン戦でW杯初得点をマーク。10年南アフリカW杯の北朝鮮戦、14年ブラジルW杯でのガーナ戦でも1得点ずつを記録した。前回18年ロシアW杯では1次リーグ初戦のスペイン戦でハットトリックを決め、同モロッコ戦でも得点を挙げていた。

この日の先発起用されたことで、歴代最多に並ぶ5大会出場も果たした。

W杯本番直前の17日に組まれたナイジェリアとの国際親善試合は胃腸炎のため欠場していた。

所属先のマンチェスター・ユナイテッドとの退団騒動に揺れてきた中で、22日には契約解除が発表された。冬の移籍期間や今季終了を待たずに退団することが決定。ロナウドはツイッターに「新しい挑戦を模索するのにふさわしい時だ」などとつづっていた。