日本(FIFAランキング24位)が強豪スペイン(同7位)を2-1で破り、E組1位で2大会連続の決勝トーナメント(16強)進出を決めた。

後半にMF堂安律(フライブルク)が貴重な同点弾。田中碧(デュッセルドルフ)が得点し、逆転勝ち。2勝1敗の勝ち点6とし、ドイツ-コスタリカ戦の結果に関係なくE組1位で突破を決めた。

悲願のベスト8達成へ、1回戦(日本時間6日午前0時開始)ではF組2位のクロアチアと対戦する。

日本の決勝トーナメント進出は2002年日韓大会、2010年南アフリカ大会、2018年ロシア大会に続き4度目だが、2大会連続の16強は初めて。

日本サッカー協会も森保一監督も日本代表史上初の8強入りを目標に掲げ、ここを「新しい景色」と位置付けている。

試合後のインタビューで指揮官は、「新しい景色まであと1つ」と聞かれると、「順位的な新たな景色はベスト8ですが、世界という舞台で戦っていけることを、選手たちが“違った新しい景色”を見させてくれていると思います。最後、ベスト8以上の新しい記録を作りたい」と興奮気味に語った。

サッカー大国、欧州の強豪で、W杯優勝経験もあるドイツとスペイン撃破での1位突破は、日本サッカーにとって、間違いなく「新しい景色」の1つとも、いえそうだ。

今大会はここまでアジア・サッカー連盟(AFC)所属のオーストラリアが突破を決めるなど、世界のサッカーの地図も変わりつつある、ともいえそうな結果も出ている。

 

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