1次リーグ首位突破した日本(FIFAランキング24位)は史上初の8強をかけて、前回準優勝でF組2位のクロアチア(同12位)と対戦し、延長、PK戦までもつれこんだ死闘の末、力尽きた。4度目の挑戦も、はね返されたベスト16の壁。森保一監督が掲げた「新しい景色」は見ることができなかった。試合後の森保監督のコメントは以下の通り。

-今の気持ち

「選手たちは本当によく頑張ってくれた。選手スタッフ、本当に頑張ってくれた。我々を、素晴らしい舞台につなげてくれた選手たち、サッカーファミリー、国民の皆さんに感謝したい。ベスト16の壁は今回も破れなかったですけど、選手たちは新時代を見せてくれたと思います。これから先、日本のサッカーが、最高の景色を願い続ければ、必ずこの壁は乗り越えられるということを強く思います。そのためにも、この素晴らしい選手たちを、国民の皆さんが後押ししてくれて。日本一丸となって世界に挑めれば、必ず乗り越えられると思う。応援ありがとうございました。これからも戦ってください」

-日本サッカーへの期待は多くなる

「選手たちは、世界と戦うことを同じ目線で考えている。日本サッカーの未来、新時代を見せてくれたと思います。ベスト16は超えられなかったが、新しい景色は、ドイツに勝ち、スペインに勝ち、W杯杯のチャンピオンに勝てたということを自信に持ち、さらに、追いつきでなく、追い越せを考えていけば、必ず未来は変わると思います」