日本は初戦のコロンビア戦で、3強1弱の前評判を覆し、2-1の勝利。初戦と同じシステム、メンバーで挑む可能性が高い。コロンビア戦で得点を記録したMF香川とFW大迫が好調をキープしており、右原口の気迫も見所の1つ。初戦でややミスが目立った左MF乾のドリブル突破にも注目したい。相手のスピードと高さは警戒が必要だが、ダブルボランチと守備意識が高く、DF陣もまとまっており、組織力で身体能力を封じたい。

 一方、セネガルは、初戦のポーランド戦で2得点しているが、いずれも自分たちの攻撃の形がはまって生まれたものではない。ミドルシュートが相手に当たるなどの幸運もあった。しかしこの組第1シードのポーランドに打ち勝ったことはすばらしい。さらに欧州リーグで長年プレーしたシセ監督は、チームに規律をもたらしており、守備の連携が取れている。

 日本にとって難敵なのは間違いないが、最後は半端ない大迫の爆発力に期待したい。

 ◆放送 日テレ、NHKBS