今シーズンからライプチヒで指揮を執っているユリアン・ナーゲルスマン監督が、昨年夏に公開されたマンチェスター・シティのドキュメンタリー「オール・オア・ナッシング」を視聴し、そこから得たアイディアを導入する予定だという。

専門誌「スポーツビルト」によると、2018年夏の時点でホッフェンハイムからライプチヒへの移籍が決まっていたナーゲルスマン監督の意向により、同クラブはすでに昨冬、元々古めの会議室だったクラブハウスの2階部分を、1万ユーロ(約120万円)をかけて改築。映像を用いたミーティングを可能にするため、選手全員が優に座れる席数と、スクリーン&最新の投影機を備えた映画館風の部屋へと変貌を遂げた。

そして同誌によると、ナーゲルスマン監督はさらにホームスタジアム「レッドブル・アレーナ」のロッカールーム改築も望んでいるという。現在は、いたってノーマルな四角の部屋だが、マンチェスターCのような円形の控室に建て替えることを要望しているようだ。

ブンデスリーガ史上最年少監督の肩書を持つ32歳の青年指揮官は「すべての選手の顔がはっきり見える状態で、話をしたいんだ。戦術などの指示をしている時に、選手の目をちゃんと見ることができるようにね」と話している。