この夏、古巣ドルトムントへ舞い戻った元ドイツ代表DFマッツ・フメルスが、3シーズンを過ごしたバイエルン・ミュンヘン、さらに現在の同僚について語っている。

専門誌「スポーツビルト」のインタビューに応じたフメルスは、Bミュンヘンでの3年間を「2マイナス(約2・25。ドイツの採点では1が最高、6が最低)」と評価。その理由について「(自分がいた3シーズンで)ブンデスリーガ優勝を3回成し遂げ、欧州CLでは3年連続でそのシーズンの優勝クラブに敗れて大会を去った。リバプールに負けたのは妥当な結果だったと思うが、それ以外の2シーズンはわずかな差(での敗退)だった」とコメントした。

また2015-16年シーズン以来となるドルトムントへの帰還後、チームで最も強く印象に残った選手は、若き才能ジェイドン・サンチョだという。19歳の現役イングランド代表MFのことをフメルスは「世界のどのクラブでもプレーできるだろう」と話し、「まだ成長段階だというのに、すでにとんでもないフットボーラーだ。特に1対1、そしてスピード(は本当に素晴らしい)。彼の存在はチームにとって素晴らしい武器であり、まだ十分なポテンシャルを秘めている」と、称賛を惜しまなかった。