Rマドリード副会長のエドゥアルド・フェルナンデス・デ・ブラス氏が、次期監督に今季限りでナポリを退団するラファエル・ベニテス監督(55)が就任することを、口を滑らせて明かしてしまった。31日付のスペイン紙アスが報じた。

 ファンクラブの集まりの中で同氏は、退団を発表したアンチェロッティ監督について「素晴らしかった。彼に本当に感謝の気持ちを伝えたい。3日前までは自分の中で世界最高の監督だった」と感謝を述べた。さらに「それは2年前まではモウリーニョ監督(現チェルシー)、これからはベニテスが同じようにね」と、次期監督をしゃべってしまった。

 アンチェロッティ監督がRマドリードの退団を発表した後、同監督の代理人がスペインのテレビ番組で「アンチェロッティの後任は99%、ベニテスだ」と明かしていた。