インテルミラノDF長友佑都(28)が4日、チーム合流のため成田空港からイタリアへ出発した。現地メディアなどで移籍の可能性が取りざたされてきたが、あらためて「もちろん残りたい気持ちはある」と残留を希望していると強調した。

 4日付イタリア紙トゥット・スポルトは、移籍先候補とされていたサンプドリアに「長友は断りを入れた」と報じた。サッカーサイトのトゥット・メルカートも、マンチーニ監督が「現状、長友は移籍しないだろう。我々は彼をリスペクトしている」とコメントしていると報じた。一方で長友は「何が起きるか分からないので、メンタル、フィジカルをしっかり整えてアピールしたい」とも話した。3日にクラブはバルセロナから、右サイドバックのスペイン代表DFモントヤを獲得。右もこなす長友にとっては、出場機会を左右する補強となりそうだ。