FW岡崎の同僚でレスターのイングランドFWジェイミー・バーディー(28)が、東アジア人と思われる人に人種差別的発言をしたと、9日付の英紙サンが報じた。

 7月下旬にレスター市内のカジノで東アジア人と思われる他の男性客に向かって第2次世界大戦中に日本人に対して使われた差別用語である「ジャップ(JAP)」を連呼して、ののしった映像がサン紙によって明かされた。

 目撃者によると同選手は、東アジア人と思われる中年の男性に指をさしながら「ジャップ、ヨー! ジャップ、出て行け、出て行け、ジャップ」と数分間に渡り連呼した。その後、この男性はその場を立ち去った。同選手と一緒だったチームメートのFWニュージェントとDFデラートは、暴走したバーディーを止めようとしていたという。

 今回の件は、警察沙汰になっていない。イングランド協会とレスターはコメントを差し控えた。