女子の欧州チャンピオンズリーグは26日、イタリアのレッジョネレミリアで決勝が行われ、DF熊谷紗希(25)のリヨン(フランス)がウォルフスブルク(ドイツ)を抑えて、4季ぶり3度目の優勝を果たした。

 延長を終えて1-1で突入したPK戦を4-3で制した。フル出場した熊谷はPK戦で5人目に登場し、優勝を決めるキックを落ち着いて成功させた。日本代表「なでしこジャパン」が優勝した11年女子W杯の決勝でもPK戦で最後に蹴った。「うわ、また私、すごいのが来た」と思ったが、冷静さは失わなかった。最優秀選手にも輝き「代表とは違う喜びというか。勝って本当に良かった」と実感を込めた。