ポルトガルが1-1からのPK戦を5-3で制し、ポーランドを下して4強進出を決めた。

 前半2分にFWレバンドフスキ(Bミュンヘン)に先制されたポルトガルは同33分、18歳のMFレナトサンチェス(ベンフィカ)が左足のミドルシュートを決めて同点に追いついた。

 その後スコアは動かず、PK戦に突入。先行のポルトガルはFWロナルド(Rマドリード)、ポーランドはレバンドフスキの両エースが1番手に登場し、ともに鮮やかに決めた。ポルトガルは4番手、ポーランドは3番手まで成功させたが、ポーランド4番手のMFブワシュチコフスキ(フィオレンティナ)の右を狙った右足キックを、GKパトリシオ(スポルティング)が左手ではじき4-3とリード。最後はポルトガル5番手のFWクアレスマ(ベシクタシュ)が右足で豪快に蹴り込み、5-3で勝利をものにした。

 準決勝ではウェールズ-ベルギー戦の勝者と対戦する。