フランクフルトの日本代表MF長谷部誠(33)は5日、ホームのフライブルク戦でフル出場し、ブンデスリーガ通算235試合目の出場を果たし、奥寺康彦氏に並んでいた日本人最多出場記録を更新した。

 2月28日に行われたドイツ杯準々決勝では発熱でベンチ外となったが、この日は先発フル出場。同25日のヘルタ戦で奥寺氏の記録に並んだが、0-2で敗れたこともあり「僕にとっては、やはりチームの結果が一番なので」と控えめに話していた。

 試合は1-2で敗れたが、主将を務め、チームメートからの信頼は絶大だ。今季は全23試合中21試合に出場。本職のボランチだけでなく、センターバックとしてもプレーしている。ヘルタ戦では日本代表同様、先発からキャプテンマークを巻き、PKのキッカーを務めた。残り13試合、日本代表の主将が異国の地で達成した大記録をさらに更新し続ける。