ドルトムントの前監督で、リバプールを指揮しているユルゲン・クロップ監督(49)は、11日にドルトムントのチームバスを襲った爆発事件について「選手やみんなのことを思うと、怖かった」と明かした。14日付の英紙サンが報じた。

 クロップ監督は今回の事件について「選手やみんなのことを思うと、怖かった。試合後、彼らの目からショックを受けていることが見てとれた。とても難しいことだった」と、かつての教え子たちを思いやった。

 また、事件発生後からわずか1日で試合の開催を決めた欧州サッカー連盟(UEFA)を非難した。「もしバスの中にいた人が、試合を開催する決断をしたら、試合は行われなかっただろう。でも、バスの中にいなかったら実際にあったことを想像することはできない。何度あのホテルに滞在してきたことか。どの道で起こったことなのかも分かるし、多くの友人がバスに乗っていた。私にとっても難しい瞬間だった」とコメントした