デンハーグFWハーフナー・マイク(29)が、オランダリーグ50得点に到達した。PSV戦の後半42分、MFマイエルスの強烈なシュートをGKがセーブ、そのこぼれ球を頭で押し込んだ。

 ハーフナーは後半10分にクロスボールをフリーで合わせたが、右足でうまくコントロールできず絶好機を逃していただけに、最後に意地を見せた。これでハーフナーは4試合連続のゴールと勢いは止まらない。チームも劇的なゴールで同点とし、3位のPSV相手に価値ある勝ち点1。デンハーグは13位につけている。試合後のハーフナーの一問一答は次の通り。(取材 エリーヌ・スウェーブルス通信員)

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-オランダのメディアにたくさん呼ばれています

 「まあ、いつも通り点を取ったら。そうですね、でも、エールディビジの1点目と50点目がPSV戦なので。それが一番良かったかなと」

-今日が50点目

 「はい」

-意識してた?

 「もちろん。この前の試合で点を入れて。最初は病明けで今年に50点いけるかなっていう感じで始まったら、NEC戦から点を取って。5試合連続で点が取れたので。こんな良い感じに50点目に行けるとは思ってなかったですけど。個人的にもチーム的にも良い波に入ったなと思います」

-前半と後半でチームは全然違った?

 「そうですね。前半はなんだろ。ちょっとビビってた部分もあったかもしれないですけど。後半はほんと、守備がハマって。相手ももちろんチャンスはありましたけど、こっちも結構チャンスができてきて。自分も、外したのがちょっと心残りですけど。あれを入れていたら、もしかしたら勝ってたかもしれないし。まあ、残り3試合、ああいうチャンスもしっかりモノに出来るように。しっかり集中したいです」

-その前(後半6分に頭でゴールネットを揺らした)の決めたやつは、オフサイドだった?

 「いやー、俺も一応(オフサイドは)ないと思ったんですけど。まだテレビを見てないので。どうだったかわからないですけど。(後半10分の)2個目は、自分のミスですね。もうちょっとなんか跳ねるかなと思ったんですけど、バウンドが。人工芝で乾いているので。転がってきちゃった。で、バウンドに合わせて足を振ったら、ちょうど足の裏に当たっちゃって。技術的なミスです、結果的に」

-得点シーンを振り返ると

 「フォワードとしてこぼれ球を常に狙っているのは当たり前ですし。あと、ノッていることもあって、ノッている男にはボールがこぼれて来るっていうのがあるので。その通りほんと目の前にプレゼントのように飛んできました」