-自分のプレーでは悔しがっていたが、チームメートのプレーでは黙々とやっていたのが印象的だった

「他の選手がミスしても、俺はダッシュで返るだけ。ミスった時に、みんな(ミスした選手に対して悔しがる)。そこでなんで止まるんだ。お前がミスった時に、誰が帰ってるんだよ。そういう基本的なことが出来てないから、勝てるわけがない。ダニ・アウベスですら帰ってるんですから。あのクラスの選手たちですらダッシュで戻るんだから、このレベルの選手がダッシュで戻らなかったらどうするの!? 自陣にスプリントしないと! 相手陣に向かうときだけじゃないよ。次の試合はそれが試されると思う。運良くプレーオフに行けたけれど、今日と同じ試合じゃ絶対に勝てないから。どんな試合になろうと、俺は最後に残った力を全部出して、魂を削るぐらいの気持ちでやります」 

 -プレーオフはこの間のアヤックスとリヨンの戦い。2試合合計で雌雄を決する

 「そんなことを考えないで、俺は1試合ずつ勝つ。90分も考えられないのに、このチームが180分で考えるとか出来ない。そんなことを言ってる暇はない。45分、45分。45分、45分…。もしくは15分、15分、15分。15分、15分、15分。15分、15分、15分。15分、15分、15分…。それで考えたほうが良い。その時間帯によって何をするべきなのか。180分トータルでこうとか、そんなこと、子供のチームが言っている時間はない。本当に15分刻みで考えないと。立ち上がりの15分が大事。落ち着いてきたら次の15分は、しっかり回す。残りの15分は集中して失点しないようにして、点を奪う。後半も同じ入り方、落ち着かせる、最後はゲームを終わらせる。1試合を6個に分けて俺は考えようと思ってます」

 -なぜ前半戦4位だったチームが、後半戦こうなったのだろう

 「理由なんて探せばいくらでもある。今更、犯人捜しや原因探しをするより、来年ヨーロッパリーグに出た時にどうするという明るい話に目を向けたほうが良いと思う。とりあえずゆっくり休むこと。プレーオフは18日、すぐですよね。4日後だから。頭も心もしっかり休めます」