ドイツは我慢の末に勝ち点1を手にした。

 序盤からチリの強烈なプレスに手を焼き、前半6分にはDFムスタフィ(アーセナル)がパスをカットされると、FWサンチェス(アーセナル)にあっさりと先制点を許した。

 その後も苦労したが、前半終了間際に中盤のMFジャン(リバプール)が長い距離をドリブルで持ち上がって好機をつくり、DFヘクトア(ケルン)の左クロスをMFシュティンドル(ボルシアMG)が中央で合わせて同点。交代枠を1つも使わなかったレーウ監督は「早い時間に失点したが、取り返した。組織的にいいプレーができていた」と前向きに言った。