29日の伊紙トゥット・スポルトが欧州でプレーをする日本選手を特集した。

 以下、抜粋。

 プレミアリーグではFW岡崎慎司以外に成功した選手はいない。昨年レスターでリーグ優勝。サウサンプトンDF吉田麻也(105戦出場4ゴール)に続き、66戦に出場している。今年もFWバーディーと岡崎はコンビを組み、勝率46%、コンビを組んでないときは勝率20%だった。

 2002年に稲本潤一がプレミアリーグに入って以降、香川真司もドルトムントに戻り、日本人はプレミアリーグでは「跡」を残していない。

 それに対して韓国の選手は、プレミアリーグには向いているのかもしれない。13人の選手がプレーし、計693試合に出場している。

 Jリーグが生まれた時、ジーコが日本に行き、日本のタレントを欧州に提案しようとした。だが、今までグローバルなレベルで自らの才能を見せつけた日本人選手は誰1人いない。

 今回オランダのフローニンゲンに入ったMF堂安律に日本のファンは期待している。堂安は日本の2人のタレント本田圭佑と香川の才能を引き継ぐ選手とみられている。

 そんな中、グループプレーで完璧な素晴らしい選手もいる。1人は長友佑都(インテルで159試合出場)、そして岡崎(ラニエリのレスターでプレー)。2人とも日本のサッカー界のアイコンだが、残念ながら本物のタレントがなく、グローバルなプロジェクトな中では弱々しい。

 ブンデスリーガは1977年に奥寺康彦が入ってから、日本とブンデスリーガの関係は強く、そして利益をもたらしている。香川を35万ユーロでブンデスリーガに入れた後、2012年にドルトムントはマンチェスターUに1600万ユーロで移籍させている。15-16年には13人の日本人選手がいた。現在9人と減ってはいるが、質は高い。例えばマインツの武藤嘉紀は、レスターに移籍した岡崎の名を忘れさせるほど輝いていた。だが、彼もシーズン6ゴール、リーグ戦と欧州リーグを含め12試合出場と、成長しなければならない。