サッカーのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(30)らスペイン1部バルセロナの4選手が13日、都内でインターネット通販大手の楽天とのパートナーシップ会見に出席した。

 メッシが記者会見で話すことはまれなことだ。バルセロナの選手としては15年5月5日、欧州チャンピオンズリーグのバイエルン・ミュンヘン戦の前日以来約2年ぶりだ。個人的な意見だが、メッシがハットトリックを決める試合を見るより希少価値があると言える。

 アルゼンチン代表では主将の立場から声明を発表したりする。しかし、16年11月15日のW杯南米予選コロンビア戦後の会見で、同僚が大麻を使用したという報道は事実と異なるとして「メディアには何もしゃべらない」と話して以降は、代表でも会見に出ていない。

 ネイマールもバルセロナでは試合後の取材に応じない。この2人の会見出席は、楽天との契約がいかに大きな契約だったかを物語っている。(山本孔一スペイン通信員)