メキシコ1部のパチューカと契約した日本代表FW本田圭佑(31)の背番号が「02」に決まった。空き番号の中から、日本代表の「4」に続いて攻撃的な選手では異例の番号を選択した。同クラブでは1~9番の表示はゼロを加えて“2桁”にしている。DFの右サイドバックが背負う場合が多い「2」と同意の「02」で新たな道を切り開く。

<背番号あれこれ>

 ◆クライフの14 レギュラーは11番以下が定番だった中、オランダ代表でもバルセロナでも大黒柱だったクライフは「14」を選び、「14=クライフ」とイメージを定着させた。

 ◆ジョーダンから ベッカムがRマドリードでつけた「23」は元NBAマイケル・ジョーダンの背番号から。それまでベッカムの代名詞だった「7」はラウルがつけていた。

 ◆「+」付き インテル時代のサモラノは「18」の1と8の間に小さな「+」を入れた。足して9=気持ちは9番の意味。9番はロナウドがつけていた。

 ◆そのロナウドも ACミラン入りすると9番はインザーギだったため「99」に。カッサーノもインテルなどで「99」を愛用した。

 ◆生まれ年 ミランでのロナウジーニョは「80」で1980年生まれの意。アトレチコ・ミネイロなどでは闘病中の母の生まれ年から「49」もつけた。