日本代表FW本田圭佑(31)が契約したメキシコ1部のパチューカが18日、クラブの施設で新シーズン開幕に向けたイベントを開催し、本田を含む新加入選手6人をお披露目した。

 その後は、クラブハウスの会見場で本田だけの会見が設定され、メキシコのメディアを中心に100人近い報道陣が、スペイン語と英語と日本語で約30分間やりとりした。

 すぐに同国内では、多くが動画付きで報じられた。メキシコ大手のウニベルサル紙は電子版で「金髪の日本人、本田は背番号2。『できることのすべてをして、クラブに最大の貢献をしたい』と語る」とし、本田の言葉をストレートに伝えた。

 情報サイトのデポル・ドットコムは「パチューカのサポーターたちは、本田のスペイン語を笑うことなく、むしろ大きな拍手で応えた」などと書いた。必死でスペイン語であいさつした本田が、温かく迎え入れられたと報じている。