今夏、10人の獲得に成功し、大型補強をしているACミランは、獲得を目指していたスペイン代表FWアルバロ・モラタ(24)がチェルシーに移籍したことで、フィオレンティナのクロアチア代表FWニコラ・カリニッチ(29)の獲得を目指すと、20日付の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

 ACミランのファッソーネ代表取締役は「ベロッティ、モラタ、オバメヤンのうちの1人がミランにやってくることになるだろう」と、大物センターFW獲得を示唆していた。しかし、モラタはチェルシーへの移籍が決定し、ドルトムントのガボン代表FWオバメヤンは残留が濃厚となっており、大物の獲得は難航。昨季リーグ戦15得点と活躍したカリニッチに方向転換したという。ACミランは同選手の獲得交渉を本格的に進めることが決まったと報じた。

 しかし、ACミランのモンテラ監督は、残りの1人であるトリノのイタリア代表FWベロッティの獲得を熱望しているという。