フローニンゲンMF堂安律22日、ホームで行われたグラナダとの練習試合に右サイドハーフで先発し、後半13分に退いた。

 得点には絡めなかったがワンツーパスで観客を沸かせ、監督からも「熱心でアクティブ。サッカーインテリジェンスも持っている」と評価を得た。

 試合は2-2の引き分けに終わった。

 以下は堂安との一問一答。

 ー今日は右サイド

 堂安 守備に追われる時間が多かったので、自分の良さは消えてしまう時間帯は多かった。ただ、自分のところからボールを奪って何度かチャンスにはなっていたので、そこは良かったところかと思います。

 ーこれまでの練習試合を見ていると、どっちかというとトップ下の方がプレーしやすそうに見える

 堂安 まあ、そうですね。ただ、課題を克服できるポジションでいえば、右サイドだと思う。運動量というのは嫌いなところではありますけど、そこをやることによって、これからステップアップすれば、絶対求められてくる。トップ下という好きなところだけやってても駄目だと思う。そこはポジティブに捉えてやってます。でも、イメージはしやすいですね、トップ下の方が。攻撃での。

 ードリブルとかやってて、間合いとかタイミングとか違いますか?

 堂安 やっぱり腕が強い。今まではねのけて自分がゴリゴリ行けたところが、逆にはね返されてロストする場面が1回、前半にあった。これが強さかと感じた。一番、今日感じた部分でしたね。強かったです。

 ードイツのチームとやった時は

 堂安 ドイツでは、3部のチームかな? 4部か? やれましたけど。まあ、出来ましたね。やっぱり今日の相手は違いました。

 ー1カ月ほどオランダ生活を経験して、どうですか

 堂安 意外と楽しめている部分があると思う。心の底から楽しめているかというとそれは嘘ですけど。想像していたよりチームメートもウェルカムな感じで迎え入れてくれている。今日の試合なんかでも、色々と声は掛けてくれるんで。想像以上に馴染めてきているなと思います。

 ーウェルカムという意味では、ファンも

 堂安 そうですね。なんか、感じますね、ちょっと。嬉しいです。

 ー守備も要求はある?

 堂安 まあ、ありますね、結構。守備に関しては今日は出来たと思う。あとは攻撃でどこでどうやって自分の色を出すか。どうやってこういう環境の中で自分を出せるかだと思う。そういうところが大事になってくると思います。