プレミアリーグ全20クラブの胸スポンサー料が、1シーズンでトータル2億8100万ポンド(約421億円)を計上したと、25日付の英紙デーリーメール電子版が報じた。

 17-18年シーズンのプレミアリーグ全クラブの胸スポンサーが確定した。今季の2億8100万ポンドは、1億ポンド(約150億円)だった10-11年シーズンから7年で約3倍に増額。ブンデスリーガの胸スポンサー料より1億6000万ポンド(約240億円)多いという。また、昨季は2億2650万ポンド(約339億円)で、1年で約80億円増えた。

 マンチェスターUのシボレー(米国)が、20クラブでトップの年間4700万ポンド(約70億4000万円)のスポンサー料となった。2位には日本企業の横浜ゴムがチェルシーに支払っている4000万ポンド(約59億9000万円)と続いた。DF吉田麻也が所属するサウサンプトンは600万ポンド(約8億9800万円)で10位タイ。FW岡崎慎司のレスターは400万ポンド(約5億9900万円)で13位だった。

 また、英国のスポンサーは20クラブ中、5位タイのリバプール、サウサンプトン、16位ストーク、17位ワトフォードと、わずか4クラブ。米国、中国、UAE、日本など、さまざまな国の企業がスポンサーについている。さらに9クラブがギャンブルの会社となった。

 以下は、クラブ、スポンサー(国)、1年間の契約料

 マンチェスターU シボレー(米国) 4700万ポンド(約70億4000万円)

 チェルシー 横浜ゴム(日本) 4000万ポンド(約59億9000万円)

 マンチェスターC エティハド航空(UAE) 3500万ポンド(約52億4000万円)

 トットナム AIA(中国) 3500万ポンド(約52億4000万円)

 アーセナル エミレーツ航空(UAE) 3000万ポンド(約44億9000万円)

 リバプール スタンダード・チャータード(英国) 3000万ポンド(約44億9000万円)

 ウェストハム Betway(マルタ) 1000万ポンド(約15億円)

 エバートン SportPesa(ケニア) 960万ポンド(約14億4000万円)

 クリスタルパレス ManBetX(フィリピン) 650万ポンド(約9億7300万円)

 ニューカッスル Fun88(中国) 600万ポンド(約8億9800万円)

 サウサンプトン バージン・メディア(英国) 600万ポンド(約8億9800万円)

 スウォンジー LeTou(中国) 450万ポンド(約6億7400万円)

 レスター キング・パワー(タイ) 400万ポンド(約5億9900万円)

 ボーンマス M88(ジブラルタル) 350万ポンド(約5億2400万円)

 ストーク Bet365(英国) 320万ポンド(約4億7900万円)

 ワトフォード FXプロ(英国) 300万ポンド(約4億4900万円)

 ウェストブロミッジ Palm(中国) 300万ポンド(約4億4900万円)

 バーンリー Dafabet(フィリピン) 250万ポンド(約3億7400万円)

 ブライトン アメリカン・エキスプレス(米国) 150万ポンド(約2億2500万円)

 ハダースフィールド Ope Sports(マルタ) 150万ポンド(約2億2500万円)