ヘントの日本代表FW久保裕也(23)が、敵地でシントトロイデンとの開幕戦に臨み、1-1の後半26分から途中出場したが、無得点だった。試合は2-3で敗れた。

 久保は27日のアルタッハ(オーストリア)との欧州リーグ予選3回戦ファーストレグにフル出場したことで、リーグ開幕戦はベンチスタートとなった。後半26分から左FWに入ると、直後に1-2とリードされた。だが久保が同29分にドリブルで持ち込んだところを倒されFKを獲得すると、そのFKからヘントはゴールを奪い、2-2の同点とした。

 久保は同39分にはペナルティーエリアへ持ち込みシュートしたが、GKにキャッチされ勝ち越せず。逆に同43分に勝ち越しゴールを奪われ、開幕戦を落とした。試合後、久保は報道陣に手を挙げて挨拶こそしたが、ノーコメントで引き揚げた。(エリーヌ・スウェーブルス通信員)