途中出場のヘルタFW原口元気は、2点目の起点となるパスを出すなど勝利に貢献。「勝ってよかった」とほっとした様子だった。

 交代直前の後半30分すぎ、一部のヘルタ・サポーターにより発炎筒や花火がピッチに投げ込まれ、約15分間、試合が中断する騒ぎがあった。それでも「集中し切れていたし、問題なくやれた」とプレーに支障はなく、左足でポストをかすめる惜しいシュートも放った。

 移籍か残留かで去就が流動的な状況が続き、先発争いでは厳しい立場にいる。原口は「どんな立場でもやるだけ。たとえ残ったとしても、状況は自分で変えていける」と力強い口調で言った。