バルセロナのフランス代表DFリュカ・ディニュ(24)が、17日に起きたバルセロナでのテロの犠牲者に寄り添っていたとスペイン紙マルカの電子版が報じた。

 地元カタルーニャラジオ「RAC1」によると、テロのあったランブラス通りに面したプラサ・カタルーニャのそばに住むディニュは、窓から何が起きたのかを確認すると、すぐさま外に飛び出して助けを求める人たちのもとに駆けつけたという。

 駆けつけた救助チームや警察から、ボランティアに対して安全な場所へ避難するように指示があったため、長い時間いられなかったが、被害者にとってはヒーローであり、テロに対して世界にはテロに負けない強さを持つ人々がいることを証明してみせたと伝えた。