パチューカの日本代表ＦＷ本田圭佑（３１）が待望のメキシコデビューを自身のゴールで祝った。ホームのベラクルス戦で加入後初めてベンチ入りし後半１２分に途中出場。トップ下に入り、同２７分に左足で約３０メートルの鮮やかなミドルシュートを決めた。チームも４－１でリーグ３連勝。右太もも肉離れで約１カ月も大きく出遅れたが、今日２４日のＷ杯アジア最終予選の日本代表メンバー発表前日にビシッと結果を出し、新天地で衝撃的スタートを切った。

　パチューカのアロンソ監督も喜んだ。「チームとしてはとてもいい試合ができた。本田についてはとてもうれしい。今後チームの戦力として、存在は試合を重ねるごとに大きくなっていくはずだ」。確実視される日本代表招集にも「日本代表として彼が試合を重ねることはとても喜ばしい。今後のためにもなる」と理解を示し、遠い日本まで快く送り出すことになる。