DF酒井高徳が所属するハンブルガーSVが、アウェーでFW大迫勇也が所属するケルンを3-1で下した。

 7月下旬の練習試合で右足首の靱帯(じんたい)を損傷し、開幕戦を欠場していた大迫はフル出場。1点目の起点となり日本代表招集への不安を払拭した。酒井高はベンチ入りしたが、出場機会はなかった。

 試合は前半28分、ハンブルガーSVがCKからのこぼれ球をFWハーンが右足でたたき込んで先制。同34分にもセットプレーからの2次攻撃でFWウッドが右足で流し込んで2点目を奪った。後半14分にハンブルガーSV・DFマフライが2枚目のイエローカードで退場となり、数的優位に立ったケルンが同ロスタイム、大迫が左サイドからアーリークロスを上げ、中央でFWバルトシュミットが頭で落としたボールをDFソレンソンが右足アウトで押し込んで1点差に迫ったが、その3分後、ハンブルガーSVが相手パスカットからのカウンターからMFホルトビーが左足で流し込んで再び突き放した。

 ハンブルガーSVは2連勝で暫定首位、ケルンは2連敗で暫定17位。