セリエA・サンプドリアからローマに移籍したFWシックは「ユベントスで起こったこと(メディカルチェックで移籍不可能となった)は既に過去だ」と話したと、31日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが伝えた。

 「サッカーとはこんなもの。今はローマで集中する。僕にとってはユーベもローマも同じこと。両チームともビックチームだ。移籍金? 知ってるよ。でも僕の仕事はプレーすることだ。トッティがメッセージを送ってくれたことは本当だよ。でも内容は秘密だ」。新しい背番号は14だが、背番号10について尋ねられると「トッティは無二。誰も彼のようにはなれない。僕はシックだ」と笑い、長年ローマの背番号10を背負ってきたトッティに敬意を表した。

 14は自ら選んだそうで「僕のラッキーナンバー。U-21(チェコ代表)の時から多くのゴールをしたからね」と話した。

 ユベントスFWディバラとの比較については「世界クラスのトッププレーヤーだ。比較されるのはうれしいが僕らは違う」とした。