インテルでモウリーニョ監督の指揮の下、09-10年の3冠獲得したなど輝かしいキャリアを持つエスティバン・カンビアッソ(37)が引退を決めた。9日に伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

 インテルではクチュの愛称でサポーターから愛されていた。これまでの2シーズンはギリシャのオリンピアコスでプレーしていたが、イタリアのコベルチャーノで欧州連盟(UEFA)の指導者ライセンスを取得している。

 これによりセリエCの監督、もしくはセリエA、Bの助監督を務めることができる。カンビアッソは昨年「偉大な監督であるためにはたくさんのポジティブな要因が必要だ。いつか私が監督になることを決めたら、インテルのことを考えずにはいられないだろう」と話している。