FWメッシが2得点を挙げ、バルセロナ(スペイン)が3-0でユベントス(イタリア)に快勝し、白星発進した。

 立ち上がりはユベントスのペースだったが、徐々にバルセロナがボールを回せるようになり、前半45分、FWメッシがドリブルで持ち込み、FWスアレスとのワンツーパスを1トラップから左足シュートを放つと、ボールは相手DFの股を抜きゴール右に突き刺さる先制点となった。GKブフォンは見送るしかない絶妙のコースへのシュートで、メッシはこれが欧州CL95得点目となった。

 後半7分にはメッシの左足ミドルシュートが右ポストをたたき、はね返りがブフォンの背中に当たってクリアされる結果となったが、同11分、相手ボールを奪ったカウンターからメッシがドリブルでペナルティーエリア右に進入。相手DFの股を抜いた折り返しは相手MFストゥラーロにクリアされたが、こぼれ球をMFラキティッチが左足で押し込んで2点目を奪った。さらに同24分、カウンターからMFイニエスタのパスを右サイドで受けたメッシが、中央へ切れ込んで相手DF2人をあっさりかわし、左足でゴール右へ流し込んでダメ押し点を決めた。

 スポルティング(ポルトガル)はオリンピアコス(ギリシャ)に3-2で競り勝った。前半、FWセイドゥらのゴールでスポルティングが3点をリードし、試合終了間際に2失点したが逃げきった。

 バルベルデ監督は「昨年の決勝に進出したチームと戦った。そのチームに勝ってスタートできたのは良い感触だ。今日の試合は我慢が必要なことはわかっていたが、得点が決まったことでスペースが出来た。サポーターも満足して帰れるし、自分達もだ。強敵との良い試合だったしそれだけに重要性がある。初戦を勝つことが大事だった」と話した。