ウガンダのサッカークラブを実質的に買収したパチューカの日本代表FW本田圭佑(31)が13日、ツイッターで買収の意図を次のようにつぶやいた。

 「何も分かってない人はお金稼ぎをしてると思ってるみたいやけど、サッカークラブ経営でお金稼ぐなんてほぼ無理やから。だから経営としてのリスクはあるけど、そんなことよりももっと大きな夢があるのよ」

 11日にマネジメント会社が、同社の子会社がウガンダのプロクラブを買収したと発表。本田のプロクラブ運営はオーストリアのSVホルン、カンボジアのソルティーロ・アンコールFCに続いて3カ国目で、ウガンダの首都カンパラを本拠地とする同国1部相当リーグのブライトスターズ。

 実質オーナー本田は、ウガンダにも足を運び、現地の様子をじっくり視察した上で、人材も送り込み、準備を進めた上で決断している。お金より、子どもたちに夢をという気持ちを強調した。

 今回の買収では、20年東京五輪にウガンダ代表として出場する選手を育成するのが当面の目標に設定している。