MF香川真司が所属するドルトムント(ドイツ)は、アウェーでトットナム(イングランド)に1-3で敗れ、黒星発進となった。香川は先発し、同点アシストを決めたが、1-3とリードされた後半21分に退いた。

 先制したのはトットナム。前半4分、カウンターから自陣からのFWケインのスルーパスを受けたMF孫興民が左サイドを駆け上がり、中央へ切れ込むと見せかけて相手DFをかわしてそのままペナルティーエリア左奥へ進入し、左足でニアサイドをぶち抜いて先制点を挙げた。

 ドルトムントは同11分、右サイドのFWヤルモレンコがペナルティーエリア右にいた香川に預け、ポストとなって右足アウトで折り返されたところを左足で決め、同点に追いついた。

 しかし、トットナムはその4分後、左サイドのセンターライン付近でパスを受けたケインが相手DF2人を振り切って突破。そのままペナルティーエリア左から左足でニアへ突き刺して勝ち越し、後半15分にはMFエリクセンのラストパスをペナルティーエリア左でフリーで受けたケインが左足でファーへ流し込んで突き放した。