FWロナルドを出場停止、FWベンゼマを負傷で欠くレアル・マドリードは、20歳の代役FWマジョラルの2点に絡む活躍でアウェーでRソシエダードを3-1で下した。

 前半19分、ゴール前で左クロスを受けたDFセルヒオラモスが、相手DFを背にリフティングからオーバーヘッドも空振りしたが、走り込んだマジョラルが落ち際を右足で蹴り込んで先制した。同28分に同点に追いつかれたが、同36分、カウンターからマジョラルがドリブルで右サイドを駆け上がり、ペナルティーエリア右からクロス。これが相手DFのオウンゴールを誘って勝ち越した。

 後半16分にはロングフィードに走り込んだFWベールがダメ押しの3点目を奪った。

 ジダン監督は「マジョラルは若いが、重要な役割ができると確信していた。今夜それを証明してみせた」と眼を細めた。

 3試合ぶりの白星を挙げたRマドリードは2勝2分けの勝ち点8で4位。4連勝の首位バルセロナとは4差。