元マインツ監督のマルティン・シュミットがウォルフスブルク新監督に就任した。19年までの契約。19日の独紙ビルトによると、シュミットは「うずうずした気持ちが戻ってきた。荷物は常に準備できていた」とコメントした。

 「長く考え込んだりする必要も、することもできなかった。最初にコンタクトがあってから契約書にサインをするまでわずか数時間で済んだ」とシュミット。

 ウォルフスブルクは昨季冬の間にディーター・へキングの後任としてシュミット獲得を画策していた。シュミットは「秘密はない。あの時はマインツに対するリスペクトと忠誠心から考える余地はなかった」と明かした。

 最もメリットを手にしたのはユヌス・マリだろう。マインツ時代にはシュミットのもとで主力選手だった。シュミットは「ユヌスは私が求めることをわかっているという利点がある」と認めた。