日本代表DF長友佑都(31)のインテルミラノは、敵地でボローニャと1-1で引き分けた。

 フル出場の長友は積極的なプレーを披露した。前半24分にペナルティーエリア外から左足でシュート。これはゴール右へ外れた。後半17分には長友のパスを起点に最後はFWイカルディがミドルシュートを放つが、これはGKにキャッチされた。

 試合は前半32分にボローニャが先制したが、後半30分にインテルミラノはMFエデルが倒されて得たPKを、FWイカルディが決めて1-1の同点とした。その後は両チームとも決め手がなく、ドローに終わった。

 スパッレッティ監督は「我々は、エラーしながらも満足感を得ている。ボローニャはナポリともフィオレンティーナとも良い試合をしていた。こうなることは予想がついた。もっと良いプレーをしなければならなかった。決定的な強い試合をしなければならなかった。前半は良くなかったが、後半少し調子が出た。引き分けた後は、勝てるのではないかと思った。だが、平凡なボールでエラーをしてしまった」と話した。

 インテルミラノは5試合を終え、4勝1分けで暫定首位に立っている。(西村明美通信員)