バイエルン・ミュンヘンが前半に2点先行も後半に追いつかれ、ホームでウォルフスブルクと2-2の引き分けに終わった。

 前節まで首位ドルトムントと勝ち点1差で2位のBミュンヘンは前半33分、FWレバンドフスキが倒されて得たPKを自らが右足で相手GKの逆を突くゴール右へ突き刺して先制し、同42分には左サイドでDFラフィーニャが相手ボールを奪い、FWロッベンへパス。ロッベンがドリブルから左足ミドルシュートを放つと、そのままオーバーラップしていたラフィーニャの右足に当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らして2点目を奪った。

 しかし、後半11分、ゴールほぼ正面30メートルのMFアーノルドの左足FKを、負傷離脱した守護神ノイアーに代わったGKウルライヒが右手1本ではたいたが、ボールはバウンドしたあとゴールに転がり込み1点差に迫られた。なおも同38分、大きなサイドチェンジから自陣左サイドからのアーリークロスを、ニアに走り込んだディダビに頭を合わせられて同点に追いつかれた。

 Bミュンヘンは4勝1分け1敗の勝ち点13で、首位ドルトムントに並んだが得失点差で暫定2位。ウォルフスブルクは今季初勝利を挙げ、1勝3分け2敗の勝ち点6で暫定11位。