FWロナルドが2ゴールを挙げ、レアル・マドリード(スペイン)がMF香川真司が所属するドルトムント(ドイツ)を3-1で下した。香川はベンチ入りしたが出番はなかった。

 Rマドリードは前半18分、中央付近からのDFカルバハルのゴール前への浮き球を、FWベールがペナルティーエリア左からダイレクトの鮮やかな左足ボレーをたたき込んで先制。後半5分にはMFクロースのスルーパスで左サイドを抜け出したベールのクロスをロナルドが左足で流し込んでリードを広げた。その4分後にMFカストロのクロスをFWオバメヤンに右足を合わせられて1点差となったが、同34分、カウンターからMFモドリッチのスルーパスにロナルドが走り込み、ペナルティーエリア右からニアをぶち抜いて再び突き放した。ロナルドはリーグ戦では5試合の出場停止があったためまだ無得点だが、欧州CLでは2試合で4得点と好調を維持している。

 ジダン監督は「チャンスはあったし、もっと得点できた。しかし、相手より多くの得点を挙げることが重要であり、それをやり遂げた」と2連勝にニンマリだ。

 トットナム(イングランド)は、FWケーンのハットトリックでアウェーでAPOEL(キプロス)に3-0で快勝した。

 H組はRマドリードとトットナムがともに2連勝と1歩リード。ドルトムントとAPOELはともに2連敗。