セリエAで22日にACミランはジェノアと0-0で引き分けた。この試合について23日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトは以下のように報じた。

 ボヌッチが前半にペナルティーエリア内で相手のロージにひじ鉄を食らわせ、主審はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)により同25分に一発退場とした。このためボヌッチは2試合以上の出場停止となるとみられており、2節後のユベントス戦にも出場できなくなるだろう。ロージは顔面から血を出して倒れ、その後5針縫った。ボヌッチは無言でスタジアムを去った。

 モンテッラ監督は試合後に、「私はVARには賛成しているが、もう我慢の限界にきている。ピッチ上でのエピソードはテレビのモニターで判断されるべきものではない。私も選手の頃はひじを広げて自分のポジションを確保していた。でも背が低いので、相手の顔に当たらず退場となったことはなかった」と話した。