MF香川真司が所属するドルトムントは、4点を先行しながらホームでシャルケと4-4で引き分けた。

 ドルトムントは前半12分にFWオバメヤンのゴールで先制すると、18分にオウンゴール、20分にFWゲッツェ、25分にDFゲレイロと次々にゴールを奪い4-0で前半を折り返した。しかし後半16分、20分と立て続けに失点。同27分にはオバメヤンが2枚目のイエローカードで退場となり、同41分には1点差に迫られた。そして、同ロスタイム、CKからDFナウドに頭でたたき込まれ、まさかのドローに終わった。

 2試合連続してリーグ戦でスタメン出場していた香川はベンチ入りしたが、5試合ぶりの出番なしに終わった。

 ボス監督は「クレイジーなゲームだった。体験した者でしか、こんなこと信じられないだろう。後半はまったく良いところがなく、バックパスとロングボールを蹴るだけだった。我々のレベルでは、起こってはいけないことだ。終盤に入り、守ることしかできなくなってしまった」と頭を抱えた。

 ドルトムントは6勝3分け4敗の勝ち点21で暫定5位。