13日に行われたイタリア杯ベローナ戦で味方サポーターからの侮辱行為で涙を流したACミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(18)は、自身のインスタグラムで契約での騒動について明かした。

 先日に、ACミランから契約延長の際にプレッシャーを受けたとして21年6月まである自身の契約を無効にしてほしいという退団報道があった。夏にも移籍報道が出たこともあり、ベローナ戦ではサポーターから「出て行け、もう我慢できない」と書かれた横断幕が掲げられた。試合後はロッカールームで主将DFボヌッチに慰められている場面がSNSでアップされていた。

 この騒動にドンナルンマはインスタグラムで「ミランから精神的なプレッシャーを受けて契約更新にサインしたとは言っていない。いろいろなことが起こっているが、僕は前を向いて前進して行き、次の試合に集中して行く。フォルツァ、ミラン」と、報道を否定したと同時にクラブ愛を強調した。

 また、夏に「契約延長を拒否する」旨をクラブに告げて移籍報道の発端を引き起こした代理人のライオラ氏は「私はミランのファッソーネ代表取締役と話をする。ミラベッリ幹部が、実はミランの問題点だ」とコメント。交渉することを示唆したが、残留することについては明言を避けた。