マインツFW武藤嘉紀(25)が21日、ブンデスリーガの中断期間のため、羽田空港着の航空機で帰国した。

 腰痛のために4試合欠場していたが、中断前に復帰して2試合に出場。「だいぶ良くなりました。自分が出ていない4試合で勝てていなくて、監督もどうにか復帰して欲しいと言っていた。そこで勝てて良かったし、自分自身、休んで終わるのと、チームに戻れるのとでは大きな違いなので、良かった」と振り返った。

 今季は現在3得点。この数字には不満を持ち「昨年、今年とあまりいい年じゃなかった」と振り返る。それだけに、ロシアでのW杯を迎える2018年に向けて「自分自身の価値を高める最後のチャンスだと思っている。むち打って、自分に厳しくやっていきたい。貪欲に、エゴイストになって、ゴールを取り続けなければいけない。誰が何と言おうと認めざるを得ない結果を出すことが、ロシアへの1番の近道だと思う」と話した。