DF吉田麻也が所属するサウサンプトンが、アウェーでマンチェスター・ユナイテッドと0-0で引き分ける健闘を見せた。

 吉田はキャプテンマークを巻き、センターバックで6試合連続フル出場した。

 26日のトットナム戦で5失点と守備が崩壊。「あってはいけない」と猛省した吉田だったが、前半4分にはベルギー代表FWルカクにつききれずフリーでヘディングシュートを許した。ボールはクロスバーを越え失点は免れたが、危ないシーンだった。しかし、同14分、ルカクがDFフートとの接触で負傷し、担架で運び出されるアクシデント。エースを欠いたマンチェスターUの攻撃を今季初出場のGKマッカーシーの好セーブなどでしのぎきり、10月21日ウェストブロミッジ戦以来の無失点試合となった。

 吉田は試合後のTVインタビューで「苦しい試合が続いていたのでとても重要な勝ち点1だ。特に守備の面で良いスピリットを見せることができた。重要になるのは次節のクリスタルパレス戦。今日のような気合の入ったプレーを続けなければならない」とコメントした。

 勝ち点1は獲得したが8試合連続で勝ち星のないサウサンプトンは、4勝8分け9敗の勝ち点20で13位。3試合連続ドローのマンチェスターUは13勝5分け3敗の勝ち点44で、ストークに5-0で大勝したチェルシーに抜かれ3位転落。首位マンチェスター・シティーとは暫定で14差となった。