ゼニトのロベルト・マンチーニ監督がイタリア代表監督就任について語った。11日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。「私には夢がある。選手として優勝できなかったものを、イタリア代表監督として勝ち取ることだ。それはW杯だ。ビッグクラブではすでに優勝を手にした。代表を指揮することは素晴らしいこと。大きな誇りでもあり、栄誉でもある。欧州選手権かW杯で勝てれば、さらに素晴らしい」としている。

 イタリアサッカー協会は新しい代表監督のために500万ユーロを考えているとされるが、「問題はお金ではない」とも。「イタリアにはロマニョーリ、ペレグリーニ、ベロッティら優秀な若手選手がおり、毎シーズン新しい選手が出てくる。イタリア人選手は何か特別なものを持っている」と続けた。

 また、セリエAについては「私はインテルを再建した。現在のスパレッティ監督は今季3位に入るだろう。しかし優勝はユベントスになると思う。彼らはもっとも整備されているし、歴史的に何らかの怒りを持っている。優勝するのは5分間では学べない」とし、W杯ロシア大会については「ブラジルが勝つと思う。素晴らしい予選は印象深いものだった」と話した。