レスターFW岡崎慎司(31)の同僚のアルジェリア代表FWイスラム・スリマニ(29)が1月31日(日本時間1日)、同じプレミアリーグのニューカッスルにレンタル移籍した。スリマニは公式サイトを通じて「この移籍は、僕とニューカッスルにとって大きなことだ。ここにはファンの力がある。監督と話し、正しい選択だと納得した」と語った。

 スリマニは、ポルトガル1部スポルティングで15-16年シーズンにリーグ戦33試合に出場し27得点を挙げ、16年夏に鳴り物入りでレスターに入団。5年契約を結び、岡崎の出場機会を脅かす存在になるとみられたが、16-17年シーズンは23試合に出場し7ゴール、17-18年シーズンは12試合に出場し1ゴールにとどまっていた。

 一方、岡崎は前線からの献身的な守備を含め、チーム全体の攻守に貢献してきたが、17-18年シーズンはリーグ戦で22試合に出場し、チーム2位の6ゴールと得点でも結果を出している。その中、29日にFWレオナルド・ウジョア(31)が同じプレミアリーグのブライトン、30日にはナイジェリア代表FWアーメド・ムサ(25)も古巣のロシア1部CSKAモスクワに、ともに今期末までの期限付きで移籍と、定位置を争うFW陣が次々、移籍の道を選んでいる。