ドルトムントのシュテーガー監督は故障離脱していたマルコ・ロイスの復帰について「彼自身が決める」としたと、8日の独紙ビルトが以下のように報じた。

 ロイスは10日のハンブルガーSV戦で259日ぶりの復帰を飾るのか。可能性はある。シュテーガー監督は「マルコ(ロイス)に関していい感触がある。ハンブルガーSV戦でメンバー入りする可能性はある。いつプレーするかは彼自身が決める」とコメントした。

 7日のトレーニングからはひざの負傷もいえ、力強い印象を残している。ピッチでまたサッカーができる思いを抑えきれない様子さえある。一方で治療にあたっているドクターのミヒャエル・シュトローベル氏は次週のボルシアMG戦から復帰を考えた方がいいと勧めている。ハンブルガーSV戦では短い出場ということで折り合いをつけることもありうる。

 現行2019年までの契約の延長はどうなるのだろうか。シュテーガー監督は「私が監督であろうと、後から誰が来ようと、マルコが長くドルトムントに残るのは誰もが望むところだ」と話す。代表取締役のハンスヨアヒム・バッツケ氏は来夏に大幅なチーム改革を公言している。ロイスは新チームでのキャプテンとして、リーダーとなりうる存在だ。