第2戦が行われ、FWメッシが2得点するなど全得点に絡む活躍を見せ、バルセロナ(スペイン)がホームでチェルシー(イングランド)を3-0で退け、2戦合計4-1で準々決勝へ駒を進めた。

 バルセロナは前半3分、FWスアレスのラストパスをペナルティーエリア右で受けたメッシがドリブルで持ち込み、角度のないところから右足で相手GKクルトワの股を抜くシュートを決めて先制した。2分30秒での得点はクラブ、代表を通してメッシ自身の最速弾。

 同20分にはメッシが中盤で相手ボールを奪い、ドリブルで相手DF2人をかわし、スアレスが走り込んだ裏でフリーになったFWデンベレへラストパス。これをデンベレが右足で豪快に決めて2点目を奪った。

 さらに後半18分、相手ボールを奪ったカウンターから、スアレスのパスを受けたメッシがペナルティーエリア左へ持ち込み、左足で再び相手GKクルトワの股を抜いてダメ押しした。メッシはこれが欧州チャンピオンズリーグ100得点目。FWロナルド(レアル・マドリード)に続くものだが、ロナルドの143試合に対し123試合での達成。また、バルセロナは本拠カンプノウでの欧州チャンピオンズリーグの不敗記録を25に伸ばした。

 イニエスタは「メッシは毎試合違いを見せているし自分たちにとっては彼がいることは幸福なことだ。スペインのチームとは当たりたくない。お互いによく知っているからね。大事なことはベスト8に進出したこと」とコメントした。

 準々決勝の組み合わせ抽選は16日に行われる。