欧州リーグ決勝トーナメント2回戦第2戦で、ドルトムントはザルツブルク(オーストリア)と0-0、2戦合計1-2で敗退した。16日の独紙ビルトは「恥ずかしい敗戦」として、以下のように伝えた。

 オーストリア人監督ペーター・シュテーガーは母国オーストリアのザルツブルク相手に敗退、これで来夏以降への契約延長の可能性はほぼなくなっただろう。

 この試合では筋肉系の問題で欠場となったDFトプラクの代わりに18歳ザガドゥが先発出場。昨年11月25日シャルケ戦以来となる出場だが、そのシャルケ戦同様に不安定なプレーだった。ボールロストからピンチになるシーンなどミスが目立った。ドルトムントではGKビュルキがベストプレーヤー。好セーブの連続でチームを救った。

 ドルトムントは逆転突破のため2点以上が必要だったが、まるで機能しない。44分間シュート0本。後半は少し流れが変わったが、ゴールまで結びつかない。目をさますのが遅すぎた。

 試合後アンドレ・シュルレは「多くのことを準備していたけど、こうした試合に必要なプレーが何1つ出せなかった。試合にエネルギーをもたらすことができなかった。勇気もまったくなかった。試合の流れをキープできたのはGKのおかげ。感謝しないと」と話していた。